高級車にぶつけられた事故だと修理代が怖いことになるかも?な話

恐怖のもらい事故

車同士の交通事故の被害者になりました

いま私が住んでいるのは地方都市で、東京のように電車が便利な地域ではないので、普段の通勤や移動には多くの人が車を使います。
いわゆる車社会です。

私もそのうちの一人で、通勤や移動には車を使っています。

東京に住んでいた頃は車を持ってはいたものの滅多に乗りませんでしたから、地方に引っ越して車社会に飛び込んでからは少し運転にも緊張していたものの、時間とともにそのような緊張もなくなりました。

東京なんて車がなくても十分に生活できますからね。
何なら車が必要なときにレンタカーを借りれば十分なくらい、車に縁なく過ごしている人もいる感じです。

車社会とは言っても、やはり東京近辺と比べたら走っている車の数が圧倒的に少ないので、平日であっても出勤時も帰宅時も渋滞らしい渋滞に捕まることもなく、割とのほほんとストレスなく通勤することができています。
出勤ラッシュと帰宅ラッシュが軽いのは、田舎ばんざいな点の1つですね。
ほんと、東京から引っ越せてよかったと思います。

つい最近のことなのですが、そんなのんきな環境で帰宅している途中、他人の車に接触事故を起こされました。
そんな事故を起こされた私の経験から書きたいことを書きますので、保険や事故の詳しい情報を調べたいって方には関係のない内容になっちゃうかも知れません。

他人に接触事故を起こされて色々と調べました

事故なんて滅多に遭わないですから、せっかくだしこの機会にと思い、色々と調べてみました。
こう言うと前向きに聞こえますが、実は事故について知識がなさすぎることが怖くて色々と調べたんです

調べたうち、保険って何なの?とか保険の使い方って?とか、事故を起こした後の手続きなどは他の方が散々分かりやすく書いてくれていますので、そちらにお任せしたいと思います。私が書くより知識のある方の説明の方が絶対に分かりやすいですから。

私が調べた中で「え~~~~~~!?」って思ったことがあったので、それを書いてみたいと思います。

事故の被害者になっても、加害者に多額の修理代を支払わなきゃならないケースもあるんです

これ、びっくりしました。
説明を聞いてみたらそうなんでしょうけど、でも実際にこんなケースに当たったら納得なんてとてもできそうにありません。

事故が起きると、起きた事故の状況から「過失割合」って言うのを決めるんです。
発生した事故に対して、どっちがどのくらい悪かったよ、ってやつです。
この過失割合は、多くの場合は加害者と被害者が加入している保険屋さん同士で話をして決めてくれます

例えば、突然進路変更をしてきた車にぶつけてしまった場合は、進路変更をしてきた車に大きな非があります。
道路交通法で「車両はみだりに進路を変更してはいけない」と定められているからなんですね。

じゃあ交通違反をしたんだから相手の車が100%悪いでしょ?とはならないのが過失割合。
急に出てこられた車にも「前をちゃんと見ていなかった」って言う責任が生じます。
急に出てこられても無理なのに、こっちは被害者なのに、それでも責任が生じるんです。

この場合で例えば過失割合が70:30となったとします。
進路変更した車が70%の過失です。
この過失の割合に応じて加害者と被害者のお互いの請求可能な金額が決まります。

例えばお互いの損害額が100万円で同じだった場合、被害者の過失割合は30%ですから、自分の損害額100万円から30%を引いた70万円が加害者から被害者に支払われます。
これで終わりではなく、こんどは被害者から加害者にも同じ要領で支払いが生じます。
加害者の過失割合は70%ですから、相手の損害額100万円から70%を引いた30万円を被害者から加害者に支払うことになります。

被害者も自分の保険を使って相手に損害額の30万円を支払う場合は被害者の手元に残るのは70万円ですが、被害者が保険を使わないで自腹を切る場合は40万円が手元に残ることになります。

ここまではよく聞く話ですよね。

ここからがゾッとする被害額の支払いに関する話なんです

ここまではよくある話なのですが、じゃあ加害者が高級車に乗っていたらどうなるでしょうか

損害額の計算は、単に車の修理代だけではなく、怪我をしたなら通院費、仕事ができないなら休業補償など様々な要因で決まりますが、ややこしいので単に修理代だけで考えてみます

前と同じく過失割合が70:30で自分が被害者になった場合で、被害者である自分の修理代は10万円、加害者が高級車に乗っていたために修理代に100万円かかった場合はどうなるでしょうか。

加害者から被害者に支払うべき金額は、修理代10万円の70%である7万円になります。
被害者から加害者に支払うべき金額は、修理代100万円の30%である30万円になります。

差引するとマイナス23万円となり、被害者加害者支払わなければならな金額が23万円と逆転してしまうんです。
そして、このようなケースの救済措置は今のところ「ない」とか。

恐ろしくないです?このケース。
自分の車が完全に止まっていない限りほぼ生じてしまう過失割合によって、自分が被害者になったにも関わらず、相手に多額の修理代を支払わなければならないことがあるんです・・・。

これは「過失割合」が単に比率だけで決められてしまっているからなのですが・・・理不尽すぎますよね??

私の例では被害者が加害者に支払う額は23万円でしたが、実際にはもっともっと大きな金額になることだってあるんです。
恐ろしい。。。

そんな訳で、任意保険って大事なんです

いくら自分が全身全霊の注意をしながら運転していたとしても、運転している以上、相手が勝手に事故を起こして巻き込まれて被害者になってしまうことってあり得ます。
そして車を走らせている最中に起こされた事故で被害者になったとしても、必ずと言っていいほど過失割合が生じます。

先に書いた高級車との事故例にもあるように、事故の過失割合が加害者の方が高かったとしても、被害者である自分が「加害者の高額の修理代」を支払わなければならないことだってあるんです。

世の中には任意保険に加入していない方もそれなりにいます。
自分が100%の注意をもって安全運転をすれば、加害者にはならないから大丈夫」なんて考えて任意保険に入っていないのだとしたら、それは本当に危険なことだと思います。
また、勘違いしている人もいるようですが、車を持つと強制加入となる自賠責保険は、最低限の対人への損害賠償しかしてくれませんから、相手の車の修理代などは保障されません。

大きな事故を起こしたときの備えだけではなく、高級車に事故を起こされた場合のことも考え、任意保険には入っておくべきだと思います。

保険料って年間で考えると高いですが、月々で考えればそれほど高い物ではないと思います。
毎月自分が抱える大きなリスクに備えられることを考えれば、です。
すでに大きなリスクに備えられているほど多額の貯金があればいいですが、何千万や億単位のお金でも平気で被害者に渡すことができる人ってとても少ないと思います。

自動車保険を探すのが面倒であれば、とりあえず一番安い保険会社に加入するので良いと思います。
それも一括見積しちゃえばとても簡単に見つかります。

自動車保険の一括見積はこちらから簡単にできますので、どんなものか試してみてください。

事故を起こそうと事故に巻き込まれようと、事故は本当に怖いですから、車を運転するなら任意保険には必ず入るべきだと思います。

事故が起きたら悪いこと言わないから保険屋さんを頼りましょう

自分の加入している保険会社は、自分に過失が「100%絶対にない」と言い張っている間は何も手を出すことができないのですが、少しでも「過失があったかな?」と認めることができるならば、あなたの保険会社は120%の行動力であなたのチカラになってくれます。

先にも言いましたが、自動車同士の事故の場合、被害者であっても、自分が完全に止まっていなければほぼ過失割合が生じます

要は走っている最中の事故なら、自分がいくら悪くないと言い張っても、悪いんです。
もちろん例外はありますが。

じゃあ自分の保険会社が動けないなら自分でどうにかする。と考えていても、話す相手は加害者の保険会社や弁護士になることがほとんどですから、よほど弁が立つ人でもプロにはなかなか敵うものではありません。

もし車が動いている最中に起きた事故であるならば、ここは素直に自分の加入している保険会社に連絡をして、対応をお願いしちゃうのがいいです。

保険会社はかなり親身になってこちらの状況を聞いてくれますので、事故が起きた後で最も安心と信頼のおける最大の味方になってくれます。

過失割合に納得がいかないなら「弁護士特約」を使うのも手

任意保険にオプションで付与できる「弁護士費用特約」。
ほんの少しの金額で、交通事故で弁護士を立てる時の費用を保険会社が肩代わりしてくれるものです。
最大で300万円くらいまでの費用を出してくれるんだったかな?

これって使いどころに迷うのですが、事故にあってみると色々と使いどころが見えてきます。

まずこの弁護士特約、使ったからといって自動車保険の等級が下がることはありません。
等級が変わらないということは、弁護士特約を使っても保険料が上がることがないんです。

そしてこの弁護士、仮に事故の過失割合がどうしても納得いかない時などに、依頼することができます。
実際に弁護士さんに頼んで過失割合が大きく変わったケースも多くあるみたいですし、中には逆転したケースもあるみたいですよ。

また、例えば止まっている時に追突された事故など、自分の過失割合が0であるならば保険屋さんは加害者の保険屋さんとの間に立つことができないのですが、この時に保険屋さんの代わりに相手の保険屋さんと交渉してもらうために弁護士さんを依頼することもできます。

ちょこっとの費用で弁護士さんの費用も出してもらえるなら、こんなお得な話はありません。
弁護士特約、ぜひ付けるべきだとオススメします。
弁護士さんって実際に自分で依頼すると、めっちゃ高いんですよね・・・

自宅で複数台の車を同一名義で持っているなら、どれか1台の任意保険に弁護士特約を付ければどの車でも使えるはずです。同居の家族の誰かの車に付いていれば使えるんだったかな?うろ覚えなので、詳しくは保険屋さんに聞いてくださいね♪

そんなわけで、とにかく事故には気を付けましょう

そんなわけで、とにかく事故には気を付けましょう。

でも気を付けていても起こされるのが事故。

なら知らない誰かに起こされる事故に備えておきましょう。
もらい事故はどうにもこうにも避けようがありません。

そして車を運転している以上、何も悪くないと思っていても、ほぼほぼ過失割合が生じちゃいます。

いまもし任意保険に入っていない方がいるならば、ぜひ自分や家族の身を守るためにも、任意保険への加入を検討してください。
一番安い自動車保険だっていいんです。保険に入っていることが大事なんです。

すでに任意保険に入っている方、保険料って保険会社によって同じ条件でも大きく異なるんです。
せっかく入る保険なのですから、自分にもっとも合った保険会社を選んでください。
面倒でも比較してみると保険料って結構違いますよ。

この世の中は本当に理不尽だらけです。
理不尽なもらい事故を起こされて、自分の財産を取られても文句言えない可能性があるなんて、実にバカバカしいじゃないですか。

保険を探すのが面倒ならば、一括で見積を出してくれるサービスがありますので、それを利用してください。
そして保険料を見比べて、いちばん気に入ったところに加入してください。

将来支払う可能性がある大きなリスクと月々支払う保険料を比較したら、保険料なんて安いものだと思います!

こちらからとても簡単に自動車保険の一括見積ができますので、どんな感じか試してみてくださいね♪

タイトルとURLをコピーしました