16本や24本と骨の数が多い傘「多骨傘」って格好いいですよね?
私が傘を選ぶとき、選ぶ基準にするのが「骨の数」なんです。
多ければ多いほど好きで、骨の数が16本か24本ある「16本傘・24本傘」を好んで買っています。一般的に「多骨傘」と呼ばれている傘です。
傘なんて雨が避けられたら何でもいいよ?そんな声が聞こえてきそうです。
ビニール傘に代表される傘の多くは骨が8本の8本傘なので、そちらの方が見慣れた形をしているかも知れませんし、8本傘でも傘としての役割は十分に果たすことができています。
ですが、骨の数が多い傘も売っています。
ニーズがあるんです。
しかも「多骨傘」には、一度でも使ったら8本傘に戻れなくなってしまうかも知れないほどの魅力があります。
そんな16本傘や24本傘などの「多骨傘」の魅力とメリットをご紹介したいと思います。
最初に「多骨傘」を選んだとき
かなり昔のことなのですが、何となくぶらりぶらりと京都を歩いていた時、骨が24本ある24本傘がお店に売ってるのを見かけたんです。
ぱっと目についたその傘は、何というか、京都の町にとても合った風の色と形をしていて、一目で惚れてしまったんです。
濃い赤色の生地に漆黒色の中棒。そしてとても強そうなイメージの24本の骨。
格好いい♪この傘を持ちたい♪
その傘に一目惚れした私は、その場すぐに購入してしまいました。
真夏ですっごく晴れていて異常に暑い日だったので、後で買えばよかったと後悔したのは内緒です。
それまで私が傘を選ぶときの基準って、見た目だけでした。
柄がかわいいとか、柄がかわいいとか、使いやすそうとか。
そんな何となくの基準で傘を買っていたのですが、その多くは8本傘でした。
でもそんなあいまいな傘を選ぶ基準が、この24本傘を使い始めてからはっきりと変わりました。
「傘を買うなら多骨傘しか選ばない」と。
ちなみに「多骨傘」の見た目ですが、こんな感じです。
8本傘に比べて、女性が持つと広げた傘が丸みを帯びて女性を包み込み、女性らしい高級感が漂っているように見えませんか?
最初に「多骨傘」のメリットに気付いたとき
そんな多骨傘のメリットに始めて気付いたのは、急に雨に降られた日のこと。
急で傘を持ってきていなかったので、コンビニで8本傘を買ったんです。
傘をさして歩いている時は何の変化も感じられず、いつもの傘と同じように使っていました。
ところが雨の中を歩いて駅に着いたとき、傘を閉じてまとめようとすると、なんとまとめづらい。。。
いつもの24本傘と比べて、なんかテロテロしてしまって、綺麗に格好よく「スッ」とまとまってくれないんです。
多骨傘を使っていて傘が畳みやすいことに慣れてしまったのもあるのですが、この差にはちょっとびっくり。
この8本傘が畳みにくい理由は単純で、傘の生地の大きさでした。
傘全体の大きさが同じだとしても、8本傘は16本傘や24本傘と比べて、骨と骨の間隔が広くなります。
骨と骨の間が広くなれば、骨の間の生地も広く長く大きくなります。
生地が広く長く大きくなっているので、閉じた時にダラッとする部分が増えてまとめにくい。
そしてまとめたときに、とても格好の悪い形なってしまうんです。
これがとても気になった、と言うか、多骨傘に慣れてしまってから気付いたのですが、この8本傘のだらしなさにイラっとしてストレスさえ感じてしまいました。
傘を素早く綺麗にまとめられるということは、ただでさえ気分が滅入って湿った感じになる雨の日のストレスを大きく軽減できることになりますから、これは多骨傘を使う上でかなり大きなメリットだと思います。
では、「多骨傘」のデメリットは?
当然、多骨傘にもデメリットはあります。
それは、8本傘に比べて重いということ。
骨の数が多くなるので、それだけ重くなります、
とはいえ、しょせん骨ですし、最近の傘の骨は軽い素材で作られていますので、その重さは大した違いではないと思います。
24本の骨が重いのでしたら、16本の骨の傘を選ぶのも良いと思います。
多骨傘のすすめ
私は傘もおしゃれの大切な要素の1つだと思っています。
ファッションやヘアスタイルにこだわりがある方ほど、傘にこだわっている方が多いようです。
そして何でも良いと思って使う傘と、自分でお気に入りの傘を使うのとでは、雨の日の憂鬱加減がだいぶ違うはずです。
雨の日を少しでも楽しく過ごせるように、お気に入りのオシャレ傘を探してみてくださいね♪