太陽光発電の節約額を住所入力で調べられるサイト「Suncle(サンクル)」

Suncle(サンクル)

住所入力だけで太陽光発電の節電効果を簡単に調べる!【Suncle(サンクル)】

太陽光発電、取り付けていますか?活用していますか?

「No」と言われる方も多いと思います。
その理由は、自宅の屋根に太陽光発電システム(ソーラーパネル)を設置しても、本当はどの程度の発電量が見込めるのかを疑問に思っているからではないでしょうか?

ソーラーパネルを設置して太陽光発電をすれば、環境問題への対策にもなるし、災害の対策にもなる。
それは分かっていても、工事にかかる金額は決して安くない。
だからこそ、本当にどのくらい発電ができて、どのくらい電気代を節約できるのか、事前に知っておきたいものです。

そこで活用したいのが、2019年8月からスタートした新サービス「Suncle(サンクル)」です。

Suncle(サンクル)は『住所』を入力するだけで、太陽光発電システムを設置した時に、最大でどのくらいの容量の太陽光発電システムが設置できるのか、最大の容量で設置した場合に電気代がどのくらい節電できるのか、などを『無料』で調べることができるサービスなんです。

▼目次

Suncle(サンクル)って何?

Suncle(サンクル)とは、東京電力の100%子会社「東京電力ベンチャーズ株式会社」が2019年8月からスタートさせたサービスで、ご家庭に太陽光発電システムを導入した場合にどのくらいの収支になるか、どのくらい電気代が節約できるか、最大でどのくらいの規模の太陽光発電システムまで取り付けられるか、どのくらいの二酸化炭素を削減できるか、などの予測を無料で調べることができるサイトです。

Suncle(サンクル)で算出されるこれらの数値は、経済産業省や自治体が公表している客観的なデータを用いて算出されているとのことなので信用できるデータなのかな、と思います。

また、パソコンだけではなく、スマホからでも調べられるのがいいところ。

そしてこのシミュレーションシステムは、東京電力が開発したものではなく、Googleの太陽光発電シミュレーションシステム「Google Project Sunroof」の技術を利用したもの。

じゃあ「Google Project Sunroof」ってなに?ってことになりますが、「Google Project Sunroof」は2015年からアメリカで提供が開始されたサービスなんで、Googleマップの航空写真から3Dマップを作成してそこから屋根を抽出し、周囲の建物や木などが作る影を計算した上で、標準気象年データをもとに日射量を計算して、その屋根に太陽光発電のソーラーパネルを設置した場合の発電量を予想するものなんです。

なんのこっちゃか分かりませんが、とにかくご自宅の屋根で太陽光発電できる量をGoogleが計算してくれるものなんです。
その技術を応用して「Suncle(サンクル)」が開発されました。

地図上では、日射量の多い場所は黄色かオレンジ色、日射量の少ない場所は紫色で表示されますので、ご自宅が太陽光発電システムの設置に向いているかどうかが一目で分かるようになっています。

ちなみに、「Suncle(サンクル)」ではGoogleマップのデータを利用しますので、新築を検討している方や建てたばかりの方の家はマップにでてきません。
その場合は、近くに建っている家を参考値としてシミュレーションしてみるのが良いと思います。

Suncle(サンクル)の使い勝手や正確性は?

Suncle(サンクル)の使い勝手は非常にいいです。
自宅の住所を入れるだけで自動的に自宅の屋根のデータを表示してくれますし、Googleマップを利用しているので操作もシンプルで動作性もいいです。

今まで太陽光発電の発電量などの調べ方が分からなかった方が、Suncle(サンクル)を使って手軽に色々と知ることができるのは素晴らしいことです。
遊びついでに、じゃあ見積りだけでも取ってみようかな?なんて動きに繋がれば、ご自身のためにも地球のためにも大変良いことに繋がると思います。

ただ、正確性の点で、屋根に搭載できる太陽光発電システムの最大容量だけはまだ微妙かも知れません。
まあ搭載できるソーラーパネルの最大容量ですから、最大まで搭載するかは分かりませんし、そこは実際に見積りを出すタイミングで知っても遅くないかなと思います。

太陽光発電のことを知りたい方にとって最大の関心ごとは「太陽光発電による収支」と「節約できる金額」だと思いますから、そこはSuncle(サンクル)で十分にシミュレーションできると思います。

Suncle(サンクル)への見積り依頼があるけど?

Suncle(サンクル)では、住所を入力してご自宅に太陽光発電システムを付けた場合のシミュレーションをした後で、そのまま業者に見積もりを依頼することができます。

見積り依頼画面の下の方に「ご連絡させていただく提携施工店」として何社かの業者が表示されます。
ざっくりと日本中のいろいろな地域で試してみましたが、どの地域でも「ご連絡させていただく提携施工店」はそれはそれは有名な会社ばかり。

ちょっと工事を依頼するには・・・お高そうなんですよね。。。

どこに見積もりをお願いするべき?

そもそも太陽光発電システムは、電気代の節約をしたり電気を売って収入を増やすために設置するものですので、高い値段で買ってしまっては意味がありません。

さらに太陽光発電は20年以上という長い長い年月を共にするのですから、設置業者のサポートやメンテナンスについても考えなければなりません。
工事で屋根に穴をあけて設置することも多いですから、工事に責任を持ってくれる会社に依頼することだって大切です。

太陽光発電の設置は実に多くの会社が手掛けています。
その中でも特にお住いの地域に密着していて、施主さんの気持ちに寄り添って相談に乗ったり見積もりを出してくれる会社に依頼することが一番大切だと思います。

インターネットで会社の評判を比べるのも良いかもしれませんが、私は人の評価よりも自分自身で何社か担当者と会い、話をした上で工事を依頼する会社を決めました。
このさき長い付き合いになる太陽光発電ですから、業者選びの時間を面倒臭がってはダメな気がして、きちんと時間を割いて検討しました。

とはいえ、じゃあどこが太陽光発電の工事をしているの?となってしまっては進めるものも進めなくなります。

そこで利用するべきなのが、見積りの一括依頼。

一括依頼と言うと、大小様々な業者から見積りが送られてきて大変!と思うかも知れませんが、私の利用した「グリーンエネルギーナビ」は地域に密着している優良な業者を自動で選んで見積りの依頼をかけてくれますので、大変な目にあう心配はありません。

そこで送られた見積りを見て、良さそうな業者に何社かコンタクトしてみてください。
そして担当者と合ってみて、実際に話を聞いてみてください。

その時あなたが「この業者いいかも?」と感じることができれば、その業者はあなたの家にとって最高の提案をしてくれるはずです。

「グリーンエネルギーナビ」のページはこちら

「グリーンエネルギーナビ」の一括見積り依頼はこちら

「ソーラーパートナーズ」のページはこちら

「新日本住設」のページはこちら

我が家の太陽光発電の発電・節約状況

さて、実際の我が家の太陽光発電システムでの節約状況、というか使用状況を書いておきます。

細かくは伏せますが、私は今は田舎に住んでいて、比較的日当たりのいい一軒家に住んでいて、搭載した太陽光パネルの容量は5.5kwです。
設置のための業者は、先に紹介した「グリーンエネルギーナビ」で見積りを取ったうちの1社で、トラブルなど何もなく設置が終わっています。

我が家の太陽光発電の売買は、自分たちが使った分の電気代を電力会社に支払い、自宅で発電した電気を電力会社が全て買い取るやりかたです。これは地域や電力会社によってやり方が異なるかも知れませんが、どうなのでしょう・・・分かりません。

あとこれは私が勘違いしていたことなのですが、太陽光発電と聞いて勝手に今までの電気代との差だけを考えていたのですが、キッチンもお風呂も何もかもが電化になる訳ですから、電気とガスの両方を太陽光発電がフォローしてくれるんですよね。これに気付いたとき、ちょっとお得な気分になってしまいました。

さて、我が家では太陽光発電システムを取り付けるまでは、普通にガスと電気を契約して使っていました。
ガスは田舎だけにプロパンガスで、都市ガスの頃よりも月額が高くなっています。
夫婦2人と犬2匹の家族構成なので電気ガスをそこまでたくさん使うことはありませんが、ざっくり電気ガスで1年間の使用量を12か月で割ると、だいたい毎月の平均は15,000円くらいでした。

では太陽光発電システムを付けることで、この電気+ガス代はどう変化したでしょうか。

我が家の場合では、電力会社から請求される電気代は、冬場で15,000円くらい。春から秋が6,000円くらいです。
電気代が高いのは冬の3ヶ月くらいなので、平均すると毎月の電気代は8,000円から8,500円くらいでしょうか。

オール電化にするだけでもガスを使っていたころよりもかなり安くなりました。

次に太陽光発電システムで発電した電力を売電した収益です。
我が家に搭載した太陽光パネルの容量は5.5kwで、全て南向きです。

太陽光発電は太陽のチカラで発電しますから、冬がもっとも発電量が少なくなり、春から秋にかけてたくさん発電してくれます。夏は少し発電量が落ちますが。あと天気にも左右されます。曇りや雨の日は発電量が少なかったりゼロになったりします。

我が家が太陽光発電を使い始めて2年しか経っていないので、そこまで発電量の参考になるか分かりませんが、書いておきますね。
太陽光発電の売電額は、冬場で12,000円から15,000円。春から秋にかけては、20,000円から23,000円くらいです。
少ない方で平均しても月の平均が18,000円になります。

太陽光発電にすることで、かつて毎月払っていた電気+ガス代が0円になり、さらに毎月1万円くらいの利益を得られていることになりますね。
毎月1万円なので、例えば20年使ったとしたら、利益だけで240万円を得られることになります。加えて電気代とガス代は無料。

毎月の平均にすると太陽光発電は18,000円が分の電力を作ってくれているので、20年にすると430万円分の電力になるでしょうか。
もちろんシステムは劣化しますので、この収益が20年ずっと続くとも限りませんが、それでもかなり得すると思います。

太陽光発電システムは取り付けにそれなりの金額がかかりますが、県や市の補助金も使えますし、かなり長い期間に亘って電気代とガス代が無料になることと毎月の収益があることを考えたら、私は設置したことに大満足していますし、できることなら全ての家庭で太陽光発電を設置して欲しいと思っています。環境にもいいですしね。ガス会社は泣きますけど。

あ、そうそう。業者によっては補助金のことを教えてくれなかったり、自分でやってと言われることがあるので、そこは注意してくださいね。
せっかくなら親切に全て教えてくれたり、手続きまでしてくれる業者だと嬉しいですよね♪

これを読んでもし太陽光発電システムに興味を持たれたならば、今からでも遅くはありません、ぜひ見積りの依頼をしてみてください。
見積りを出して金額に納得いかなかったり、業者の話を聞いてお得を感じなければ、その時に「太陽光発電はいらない」と判断しても遅くないと思いますよ。

「グリーンエネルギーナビ」のページはこちら

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