デメリットだらけだから派遣社員は選ばない? その2

派遣社員と正社員

デメリットだらけだから派遣社員は選ばない?その2

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正社員と比べて、派遣社員はデメリットばかりだと聞いたことがあるので、派遣社員は選ばない?
いいえ、それは間違った認識です。

そもそも正社員で働きたい人と派遣社員で働きたい人では、仕事に求めるものが違うことが多いです。

もちろん、正社員で働きキャリアを積み上げていくことは立派な働き方だと思います。
しかしあなたが少しでも派遣社員に興味を持ったのだとしたら、派遣社員で働く自分を想像したのだとしたら、その時点で正社員として働くことに疑問を持たれているのでしょうから、あなたにとってデメリットが多いのは、もしかしたら正社員で働くことではないでしょうか。

誰かに聞いた話を鵜呑みにせず、まずは派遣社員のメリット・デメリットについてご自身の感覚で知ることが大切だと思います。

派遣社員のメリット

引き続き、まずは派遣社員のメリットについてご紹介します。

5.派遣社員は職種が豊富です

勘違いしている方も多いのですが、「派遣社員=単純な仕事」ではありません

もちろん単純な仕事、誰にでもできる仕事もありますし、そのようなストレスにならない働き方を望んでいる方もいます。

ですが、専門的なスキルを求められる仕事も豊富にあります。
エンジニアの派遣から医者の派遣、看護師の派遣、デザイナーの派遣、秘書の派遣、通訳の派遣。
派遣にはほとんどの職種がある、と考えて良いと思います。

豊富だからこそ、経験者はその経験を活かして活躍することもできますし、より高い時給を求めることもできます

一方で、仕事の量が豊富な派遣社員だからこそ、未経験の仕事に就くことも割と容易に実現できます

もちろん、派遣社員に即戦力を求める企業が多いですので、未経験の仕事に就くことは、経験したことのある仕事に就くよりも門は狭いです。
ですが、正社員のそれよりもはるかに門は広いです。

未経験の仕事、夢に見た仕事、チャレンジしてみたい仕事など、仕事への希望は全て派遣会社に相談してみましょう。
それぞれの分野に強い派遣会社もありますので、未経験の仕事を望むならば、複数の派遣会社に登録して話を聞くことをおすすめします。

派遣会社の担当者は、非常に親身になって話を聞いてくれますし、未経験で望む仕事へのキャリアパスを提案してくれたりもします。

とにかく、派遣社員は仕事の種類も量も豊富です。

6.派遣社員の時給はアルバイトよりも良いことが多いです

お金の話になりますが、必要なことなので書いておきます。

派遣社員はアルバイトやパートと同じく、時給でお給料が支払われることが大半です。
しかしその時給はアルバイトやパートと比べて、派遣社員の方が高いことが多いです。

時給は働く地域によってまちまちですが、全国平均が1500円程度となっています。
この時給が安いか高いかの感じ方は人それぞれの感覚によって変わりますが、アルバイトの平均時給に比べたら高いと思います。

東京などの都会ほど時給は高い傾向にありますが、それでも時給1500円が平均と言うのは、なかなかの時給なのではないでしょうか。

では都会じゃないと時給が安いのかと言うとそうでもなく、地方でも全国平均の1500円を超える時給の仕事は普通にありますし、例え未経験の仕事であったとしても、案外と高い時給をもらえたりします。

ただし、時給ですので、ボーナスはほとんどの職場でもらえません。

ボーナスがない分、正社員と比べてお給料が安いかと言うと、年収にしてみるとそこまで違いはないように思います。
お給料の比較については「派遣社員はお給料が安い?」のページで簡単な計算を出していますので、興味のある方はご覧になってください。

では派遣社員とアルバイトでは仕事への負担は変わるのかと言うと、私の感覚ですが、あまり変わらないと思っています。
正社員と派遣社員の仕事の負担は、当然、正社員の方が大きくなります。

正社員とでもらえるお給料とそこまで大きな差がなく、アルバイトの時給よりも高い時給が期待できるのが派遣社員なのです。
お給料に関しては捉え方や考え方が人それぞれ異なりますが、私は派遣社員のお給料に満足しています。

7.派遣社員は女性が働きやすい働き方です

男性に比べ、女性は職場を離れなければならない場面が多くあると思います。
妊娠、出産、育児など、どうしても仕事を続けることができなくなる場面に遭遇することがあると思います。

例えば育児で仕事を休まなければならない場合、正社員ならば育児休暇を取得して仕事を休むことになりますが、現状はまだまだ取得するまでの道のりは険しく、正社員の休暇取得に寛容な会社って少ないと思います。

正社員の募集要項には「育児休暇制度あり」と書いているにも関わらず、いざ申請しようとすると、育児休暇の許可を出し渋ったり、何かと理由をつけて育児休暇の取得を認めなかったり、育児休暇を取得する代わりにキャリアを捨てなければならなかったり。まだまだこの国には女性の働き方や社会進出に対して理解のない会社や体制の整っていない会社が多過ぎます。

そのような女性たちにとって、派遣社員としての働き方が大変役に立ちます。

その理由は先に書いたように、期間限定で働けること、希望する時間帯や働き方を選べること、採用がされやすいこと、そして仕事の量が多いことです。
仕事の量の多さは男性にも女性にもメリットですが、量が多いからこそ、女性が活躍しやすい仕事も数多く用意されています。
例えば一般事務や営業事務、経理、総務、庶務、アパレル、ファッション、看護師、介護士などなど。

派遣会社は女性が活躍できる多くの仕事を抱えているだけではなく、働き方についても融通のきく職場を探してくれるなど、働く女性にとってメリットは大きいです。

8.派遣社員は働く上で我慢しやすい

派遣社員は正社員と異なり、ほとんどが期間の定めのある働き方(有期雇用)です。
その期間も多くが3ヶ月ごとに更新するスタイルです。

一見、正社員のように無期限での雇用の方が良いようにも見えますが、「有期」を見る角度を変えてみると派遣社員の大きなメリットが見えてきます。

例えば派遣社員なら、もし自分に合わない仕事や職場に当たってしまった場合に「あとこれだけ働けば、この職場を離れることができる」と思い、気持ちを落ち着かせることができますので、合わない職場であったとしても仕事を続けることができるようになります。正社員は無期の雇用ですので、そう思うことはできません。
そして契約更新のタイミングで契約の更新をしないことで、合わない職場を離れることができます。

さらに派遣社員の契約が3ヶ月という短いスパンであることも、合わない仕事を我慢しやすい大きな要因になり、仕事を続けることで受ける心理的なダメージを大きく減らすことができます。

もちろん、正社員でも転職先が合わない職場であれば短い期間で離れることもできますが、短期間の離職は自分の履歴書を汚してしまうという大きなデメリットが付いてきます。また、次の転職が必ず成功する保証もありません。
そのため、正社員で転職してしまった場合、転職した先の企業が自分に合わないと分かっていながらも、我慢してストレスを溜めながら働く人が多いのです。

転職をして自分に合う企業に勤めることができれば関係のない話ですが、転職に失敗したと思っている人は案外といます。
そのような状況に遭遇してしまった場合、派遣社員であれば、自分自信を傷つけたり無理させて仕事を続けることなく、契約の満了をもって再び仕事探しができることは、とても大きなメリットだと思います。

またまた長くなってきましたので、次のページに続きます。書きたいことたくさんです。

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