【生前に準備してよかった】ペットの骨壺&カバー

骨壺 1.愛犬と生きる

【生前に準備してよかった】ペットの骨壺&カバー

いつかは天国へ旅立ってしまうペット。わかっていても、もしもの時のことは考えたくない。でもその時がきたら後悔のない手厚い見送りをしてあげたいですね。「準備をする」ではなく、生前だからこそ準備をしてあげられることがあるんです。

▼目次

骨壺を事前に準備する?

まだ生きているのに、骨壺を準備するなんて非情だ。準備するなんて考えたことも無かったですし、考えたくもありませんでした。まだまだ長生きしてほしいし、骨壺が自宅にあったら不吉だと思っていたからです。

骨壺にはサイズがあって、体重や犬種から、おおよそのサイズはわかるものの、火葬された際にどのくらいのサイズの骨壺に納まるのかは素人では判断ができません。小さすぎればせっかくお顔の形が残っても、崩さなくては納まらないこともあるんです。だから必ずしも事前に準備することがよいとも限りません。

それでも、私は事前に骨壺を準備したんです。

準備したきっかけ

愛犬が高齢になってから、病気で入退院を繰り返すようになりました。年齢を考えると「死」を意識するのは自然なことでした。
別れの瞬間はどんなものなんだろう・・・火葬を行う場所、方法、どんな姿になるのかなど、分からない事ばかり。そんな時、まず最初に想像したのが「亡骸とお別れをするまでの間、我が子とどう過ごすか」でした。これまで使い慣れたベッドもいいけど、キレイなお布団とタオルで、安らかに包んであげたい。棺のようなしっかりしたものでなくても、キレイなケースで運んであげたい、と思ったんです。
これは亡くなってからでは間に合わないと思いました。それでも事前に準備するなんて・・・と罪悪感とも何とも言えない気持ちになりましたが、実際に準備をしてみると、モヤモヤした気持ちよりも「これで、もしもの時はバタバタせずにすむ。介護だけに専念しよう」と安心感に繋がったんです。

結果的に、バタバタ準備せずに純粋に悲しむことに集中できました。これも闘病期間があったから出来たことかもしれません。準備ができていなくても、我が子を思う気持ちがあれば何も問題ないことです。

私が実際に事前に準備した物

棺の代わりのベッド「puppapupo」さんのロープ編みクーファン+敷マット

人間の赤ちゃん用のベッドですが、棺っぽくなくて、分厚いクッションで優しい雰囲気で安らかに寝かせることができました。病院~自宅、自宅~火葬場の移動での持ち運びがしやすかったです。

体に掛ける名入れタオル cofucu オーガニックコットン ふんわりオーガニックフェイスタオル

オーガニックコットンの名入れ刺繍をしてもらいました。

タオル名入れ

③骨壺&湿気取り珪藻土

火葬後の遺骨は足もとから順に骨壺に納めます。後日入れ替えるというのは基本的にはしません。見た目はシンプルな骨壺ですが、名前のロゴを入れてもらうことで、おしゃれで特別なものになりました。しばらくは自宅保管することもあり、遺骨を納める前に一番底に珪藻土の湿気取りを置きました。「虹の橋のお守り」の柄が描かれていて温かいですね。

④骨壺カバー

自宅保管のため、毎日目にする骨壺のカバーは。かわいくて特別なもので包みたいと思いました。実際、毎日目に入ってくるので、愛犬をイメージしたカラーのカバーを選んで良かったです。
私が購入したカバーはこちらです。インテリアに合うし、チャームのカラーが選べるので愛犬のイメージカラーにしました。季節によって衣替えするのも楽しそうですね。

骨壺カバー

ハンドメイドショップ「creema」さん

骨壷カバー ペット チャームPG
いつまでも胸の中で生き続けるペットの存在をいつもそばで、いつまでも感じてほしいそんな思いで、おひとつおひとつ、心を込めてお作りいたします悲しみでいっぱいの心が、楽しかった思い出でいっぱいになりますようにそして、虹の橋でまた会う日まで笑顔でいられますようにnr-roomは、皆さまと悲しみを共有しながら、心を込めて、オンリ...

⑤強力保冷剤 -16度

亡くなる季節にもよりますが、火葬するまでの数日はできるだけキレイな状態を保つために保冷が必要になります。愛犬のときは真夏だったので「-16℃の強力トレー型」取り替え分を含め6枚準備しました。部屋は26℃設定で3日目の火葬までしっかり冷やすことができました。

⑥ペット位牌

火葬のあとに位牌を注文しました。特に形状に決まりはないので、先入観なしに気に入ったものを選びました。
ペットのメモリアル品は、可愛いくてお洒落なものが数多くあり、どれも喪失感でいっぱいの心を癒してくれそうです。姿は見えなくても、それらの品々が愛犬の存在を感じさせてくれます。

快適な生活環境は長生きの秘訣

18歳ちかくまで長生きしてくれた愛犬は、てんかん、認知症の症状がありました。現在は15歳になる娘犬が元気でいます。初めて飼った犬が長生きしてくれて、いろいろな経験をさせてくれました。まるで「娘のときもよろしくね」と言い残すように。実際に良かった商品、我が家には合わなかった商品、試行錯誤の経験を載せていきます。同じように高齢犬をお世話している方のお役にたてたらと思います。

愛犬が安心して落ち着き、ゆっくり過ごす。お互いの気配がいつも感じられる環境づくり。それは少しの工夫でできることだから。

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