【お風呂好きの犬になる】シニア犬の優しいお風呂時間

ペットバスタブ 1.愛犬と生きる

【お風呂好きの犬になる】シニア犬の優しいお風呂時間

犬のお手入れは、自宅?トリミングサロン?犬のシャンプーは洗って乾かすまで大変です。だから定期的にトリミングサロンでお手入れするのが楽ですが、シニア犬になると負担になることも。犬にも飼い主にもメリットいっぱいの、おうちでできるお手入れ時間を楽しみましょう。

▼目次

サロンと自宅ではそれぞれにメリット

お手入れには、日々のブラッシングのほかに、シャンプー、耳の掃除、爪切り、肛門腺絞りなどがあります。犬種によっては毛のカット、フケのケアなどもありますが、1ヵ月~2ヵ月間隔でサロンに通う方が多いのではないでしょうか。私は自分でもできるようにと思って、お手入れの講習にも出たことがありますが、特に爪切りは怪我させてしまいそうで怖くて、結局サロンでお願いしていました。

15歳の頃にてんかん発作を起こしたことで、できるだけ緊張させる状況を避けるため、自宅でできること、サロンでお願いすることに分けて、シャンプーと毛のカットは私がやっています。最初のころは細かいところが洗えなかったり、バリカンでのカットは、段々になったり、お尻周りは絶壁のようになったり、笑わずにはいられない恥ずかしい姿になったりもしました。シニア犬になると、可愛さ重視のカットより、衛生的になるカットを重視しちゃうのでやり過ぎちゃうんですよね。今ではなかなか上達しましたよ。
苦手な爪切りなどは、無理せずサロンでお願いしています。

サロンでのメリット
・飼い主の手間がない
・飼い主ができないお手入れができる
・飼い主が気づけていなかった具合を教えてもらえる
(肛門腺絞りの量、皮膚の具合など)
・しっかりキレイになる

自宅でのメリット
・犬が緊張しないので負担が少ない
・経済的
・コミュニケーションが増える
・お互いの楽しい時間になる

シャンプーの時間になるとワクワク

最初のころは、ぎこちない作業に不信感を持っていたようですが、それもだんだん慣れていきます。
人間が使用しているお風呂は深すぎて怖がっていたので、犬用の桶を使用しています。

小型犬なら首まで湯につけられ、排水穴もついていて便利。キッチンのシンクでもできるので、屈まず腰に負担がかかりません。この桶にシャンプーを1周入れてシャワーでぬるま湯を入れると泡風呂になります。ゴシゴシ洗うと、踏ん張るので足腰に負担がかかるので、ぬるま湯と泡で全身を優しく揉むことで、皮膚まできれいに洗えます。顔は柔らかいスポンジを使います。
お湯を排水し、トリートメント(必要に応じて)をし、シャワーで洗い流します。
このお風呂にしてから、気持ちよさそうな顔をするようになりました。ゆっくり揉み洗いすることで、血行が良くなり冬のフケもだいぶ少なくなりました。

シャンプーは低刺激で

犬の嗅覚は優れているので香料はストレスになります。シャンプーしたらいい香りにしたいところですが、これは人間のエゴです。なるべく少量で低刺激のものを選びましょう。

ゾイック(ZOIC) 薬用シャンプー

フケ・カユミなどの皮膚トラブルを改善する薬用シャンプーです。愛犬の出身先のブリーダーの子たちの毛並みがとっても良いので、同じものを紹介してもらいました。

ゾイック(ZOIC) 薬用コンディショナー

コンディショナーは保湿効果 静電気防止、毛玉の防止、皮膚のモイスチャーバランスを整えてくれます。

テルメディックミネラルペットシャンプー

リンスなしでもふんわり。天然温泉ミネラルの低刺激シャンプー
長らくこちらを使用していましたが、泡立ちが少なく、泡風呂には物足りないので最近は使用していませんが、肌に調子は良かったので、肌の弱い子にもおすすめの低刺激シャンプーです。ミネラル分を主成分に皮膚や被毛を保護し、ふんわりとした仕上がりになります。泡立ちが少ないので、すすぎ残しの心配がありません。やさしい香りです。
犬のシャンプー

快適な生活環境は長生きの秘訣

18歳ちかくまで長生きしてくれた愛犬は、てんかん、認知症の症状がありました。現在は15歳になる娘犬が元気でいます。初めて飼った犬が長生きしてくれて、いろいろな経験をさせてくれました。まるで「娘のときもよろしくね」と言い残すように。実際に良かった商品、我が家には合わなかった商品、試行錯誤の経験を載せていきます。同じように高齢犬をお世話している方のお役にたてたらと思います。

愛犬が安心して落ち着き、ゆっくり過ごす。お互いの気配がいつも感じられる環境づくり。それは少しの工夫でできることだから。

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