老犬のごはん

1.愛犬と生きる

愛犬と生きる

我が家には、親子の2匹のダックスフンド、ネネ15歳、ララ12歳がいます。それぞれ5歳のころに、ブリーダーを引退した犬を引き取りました。始めての飼い犬で、多くの失敗を重ねてきた経験と知識を生かして、犬の体と心の健康について情報を発信したいと思います。

▼目次

老犬になって

10歳を超えたころから「目の色が白っぽくなった」「白髪が増えた」といった変化が出てきます。食欲もあって基本的には元気でも小さな変化に気付いてあげることが大切です。
うちの子は、半年前に発作を起こして泡を吹きました。突然やってきます。最初は顎が外れたようなしぐさでしたが、けいれんし、うんちが出てきて、異常事態だとわかり、たまたまその瞬間に立ち会ったのですぐ病院に行けましたが、もうパニックです。
原因は不明ですが「てんかん」ではないかとのことでした。老犬にはよくある症状で、突発的か慢性的かは様子を見るしかなく、予防法もないとか。ただ、もしてんかんであれば、命の危険には直結しないということで、経過観察をすることに。
幸い、それきり発作はなく通常の生活に戻りましたが、この子を失うのではないかと、味わったことのない恐怖と不安の日々を過ぎし、これをきっかけに、この子たちの老後の生活環境を改めて考え、記録に残そうと思いました。

過去の失敗

この子たちが我が家に来たのは、5歳のころでした。すでにトイレのしつけもできていて、無駄吠えもなく、初心者としては飼いやすい犬でした。
良いもの、おいしいものを食べさせたくて、良かれと思って与えたものが犬にとって健康を害するものがあります。私の最初の失敗は、人間用の高級な煮干しを与えたこともありました。味付けされているわけでもなく、自然のものなので疑いもしませんでした。数日与えたところで、嘔吐や咳き込んだり・・・病院の先生の指摘で「人間用のにぼし」は犬には塩分が強いらしい。「犬用」とされているものは塩分を極力抜いているそうです。他にも、ミネラルウォーターも犬にはミネラルが多すぎるそうです。

たどり着いた食事

犬の食事は、飼い主が与えるものしか食べないので、きちんと厳選してあげることが大切です。犬の寿命が延びているのは、ごはんの品質が大きく影響しているといいます。
これまで、ネットの情報で評判の良いものを選んでいろいろ試しましたが、犬の年齢、健康状態、好みで分かれると思います。私もその都度の状況でごはんを変えてきました。その中で、私が厳選して長らく与えているごはんをご紹介したいと思います。
きっかけは、この子たちを引き取ったブリーダーの犬たちが長生きで毛並みがよく、どんな食事を与えているかを紹介してもらったことです。
原材料の安全性が高く、グレインフリー、品質が良く、バリエーションも豊富です。うちの子は体が小さく、10歳を超えたころから、同じ量を食べると少し太り気味になり、のどにつかえるようになりましたので、「シニアウエイトマネジメント」の「スモールブリード」という超小粒タイプが大変便利です。血液検査結果、毛並み、犬たちの食いつきもよいです。少々高価ですが、愛犬の健康には変えられないです。

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