【考えすぎると続かない】シニア犬の手作りごはん

健康一番ダイエット 1.愛犬と生きる

健康一番ダイエット

【考えすぎると続かない】シニア犬の手作りごはん

シニア犬になって、好き嫌いが多くなり食べムラで困っている方は多いのではないでしょうか。せっかく購入しても食べずに無駄になる。どうすれば食べてくれるのか、の前に、食べない理由がわかれば、方法がわかるかもしれません。

▼目次

わがまま?病気?食べない理由

我が家の愛犬は15歳ころから、自分の気に入らないごはんが出てくると、クンクン嗅いだあと、ゆっくり私を見上げて、ごはんを見つめる、を繰り返す行動をするようになりました。それでも最初のころは渋々食べていましたが、そのうち、いくつものごはんを変えて、気に入るのが出てくるまで食べなくなるようになりました。それでも食べてくれればいいと思っていました。気に入れば完食しますが、もしかしたら体調が悪いのかな?と心配になり病院で血液検査をしたりもしましたが特に異常なし。
そこで本家のブリーダーさんに相談したところ「わがまま」になっているとのこと。私の対処方法は、わがままをエスカレートさせる最悪な方法らしい。数日食べなくても死ぬわけじゃないから、嫌なら食べなくていいよ、とごはんを下げてみて様子を見てみるように言われました。多少体重は減るかもしれないけれど、お腹が空けば食べるからと。
過保護な私にはキツイ方法!でも心を鬼にしてやってみたところ、初日は朝夕とも食べませんでした。しかし次の日はお腹ペコペコなのか完食してくれました。この繰り返しをすることで、以前より渋々でも食べることが多くなりましたが、半年もすると、またわがままMAX。多少は効果がありましたが、結局繰り返すので完全な解決にはなりませんでした。
ごはん食べない犬

手作りごはんを始めたきっかけと結果

健康診断で、少しリパーゼの数値(膵炎の際に上昇する)が上がっていたので、低脂肪を意識するようになりました。この年初めて、てんかん発作を起こし、脳に良くないとされる添加物にも気を付けるようになりました。
でも、原材料の表示をみても、正直、添加物の悪さや許容範囲もわかりません。添加物を気にしていると、与えられるドッグフードは限られてしまい、それを食べてくれるかもわからない状態。
そこで、初の手作りごはんにチャレンジしてみました。犬には与えてはいけない食材がありますので、犬用のレシピ本を参考にしてみました。

シニア向けで、持病にも対応したレシピや、特別な日のおやつのレシピもあり、人間のレシピ本みたい。これなら犬も大喜びで食べるだろう、と与えたところ、見たこともないくらいガツガツ食べました。体によさそうで、おいしく食べてくれる、これ以上嬉し事はないです。
しかし、こんなにたくさんの食材を使い続けるのは難しい。手間もお金もかかります。
私自身、健康に気を使っていても、毎日バランスよく食材を食べるのできません。しばらくはレシピを参考に与えていましたが、結局断念してしまいました。私の努力不足といえばそれまでですが・・・。

でもできるだけ、添加物を与えずに、ヘルシーに手作りのごはんを与えたい。特にシニア犬になってからは体にやさしい自然の食材を与えたい。何と言っても、あんなに美味しそうに食べてくれるんだから、もっと簡単に手作りごはんできないのだろうか・・・。

お湯をかけてあっという間に出来上がり!

素材いっぱいの具材をベースに、上手にローテーションできる一品です。

プライムケイズさんの「健康一番ダイエット」

これをベースに、鶏むね肉、豚肉、牛肉、サーモンなどの動物性タンパク源をトッピングするだけ。ベースは一緒でもタンパク質をローテーションするだけで、大きな味変になります。

カツオや海産物の香ばしい旨味たっぷりの匂い。お湯でふやかすとお茶漬けのようないい香りで食欲をそそります。野菜がたっぷりの中にも海産物の旨味が染み出してパートナーは大喜びですよ。

穀類を含まないので低カロリーなベースフード。ヘルシーながらいろんな種類の野菜がたっぷりで食べごたえもバッチリです!

このごはんに変えてから、水分も摂れるし、早いし、小分けにして冷凍していたタンパク質の魚肉類を解凍して、ローテーションでトッピングするだけなので楽です。肉や魚のうま味もそのまま味わえるので、愛犬はいつもおいしく食べてくれます。試す価値ありです!

お試しで与えてみたいけど、少ないサイズがないのが残念ですね。

快適な生活環境は長生きの秘訣

18歳ちかくまで長生きしてくれた愛犬は、てんかん、認知症の症状がありました。現在は15歳になる娘犬が元気でいます。初めて飼った犬が長生きしてくれて、いろいろな経験をさせてくれました。まるで「娘のときもよろしくね」と言い残すように。実際に良かった商品、我が家には合わなかった商品、試行錯誤の経験を載せていきます。同じように高齢犬をお世話している方のお役にたてたらと思います。

愛犬が安心して落ち着き、ゆっくり過ごす。お互いの気配がいつも感じられる環境づくり。それは少しの工夫でできることだから。

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